都会の生活に疲れて、田舎の森に引っ越してきたばかりのぶたが最初にしたかったこと。それは『友達を作ること』でした。
そんなぶたがまず、思いついたのは森の掲示板にペンフレンドを募集することでした。ところが、届いた手紙には…。
ぶたとおおかみが共演するお話は数多とありますが、この絵本に登場(?)するおおかみは、ペンネーム「丘の上のクロアシ」が書いた手紙の中にいる“おおかみ”で、最初はそれが「クロアシ」本人かどうかは、定かにはされていません。
絵本の中では、受け取ったぶたが、「クロアシ」を“おおかみ”だと思い込み、手紙が届くたびにオロオロ、右往左往してしまうのです。
ふたと「クロアシ(おおかみ)」の微妙な駆け引きが、妙に面白かったです。
何より、題名にインパクトがあって、それがしっかり絵本の中に反映されているなぁと、思いました。