「あらしのよるに」の本編のほうのシリーズはまだ読んだことがないので、シリーズ始めての絵本となりました。
どうやら、「あらしのよるに」の主人公のヤギのメイの幼い頃を描いたお話なんですね。
でも、本編を知らなくても十分に楽しむことができました。
ヤギのメイちゃんはとっても元気でのんきもの。
しかも怖いもの知らずだから、平気でむれから離れてあっちこっち行ってしまいます。
見ているほうはハラハラだけど、本人はいたってマイペース。
沢山の窮地に陥るけど、すべて偶然で乗り越えてしまうという、すごい強運の持ち主。
でもその元気の裏にはお母さんの死があって・・・。
メイの心の強さあってこその、強運なのかもしれませんね。
この絵本を読んで、本編も是非読んでみたくなりました。
意外に本編を読む前に、メイの事を知れて良かったかもしれません。