自分の信念を貫いて、
人々の暮らしを良くすることに一生を捧げた、
金原明善という人のお話です。
豊かな地主の家に生まれた明善が、
村を安寧に治めるだけでも良い人生だったといえると思いますが、
両親と共に、私財をなげうってでも、
人々の暮らしを守る為にはどうしたら良いのかということを模索し続けます。
今の時代であれば、ネットで成功例を探すとか、
成功している地域へ視察へ行くなど、
方法を模索する道はいろいろとあると思いますが、
昔の人はそれらに頼ることも出来ない場合が多いので、
失敗に失敗を重ね、
どうしたら良いのかを見つけるまで膨大な時間とお金が必要となります。
それでも諦める事無く邁進し続ける姿勢は、
多くの人から尊敬の念を得ることが出来、
大事業を続けて来られたのだろうなと思いました。