うちの上の子と一緒に読んでいる『RDGレットデータガール』の4巻です。
やっと手に入れたので、私が先に読みました。
今回の感想のタイトルだけ見ると、ちょっとびっくりしてしまいますよね?でも、このセリフ、本文の中で、なかなかキーポイントなんですよ〜。(この作品を読めば、その意味がよくわかります)
この巻で、主人公の泉水子(いずみこ)に憑依する『姫神』が未来からやってきている魂だということ、『姫神』が“未来の解析を持つ世界遺産”だということがはっきりします。
泉水子とお付の山伏見習の相良深行との関係も、だんだん微妙な感じになってきますし、泉水子と同室になった三つ子の真響(まゆら)と弟の真夏との仲もここにきてグッと深まります。
陰陽師的な真言が必要になったり、不可思議な損じが闊歩しはじめたりもするので、不思議なもの(魔法とか妖怪とか、近未来のSFとか)好きな中高生のお子さんには、これでもかっ!って、盛りだくさんの設定になっていると思います。
私もここまで読んでしまうと、泉水子がこれからどうなるのか、『姫神』は自分の望む未来を見つけられるのか、先が気になります。