兄弟のことをとてもよくとらえられている絵本です。
妹がおにいちゃんのことが大好きな様子がすごくよく伝わってきます。でも、学校でもあたり構わず、大声で「おにいちゃ〜ん!」と叫ぶ妹におにいちゃんはちょっと困惑気味。周りから見たら「ほほえましいなあ」と思うのですが、こういうことがすごく恥ずかしい年齢ってありますよね。おまけに家に帰っても同じ部屋。「なんでぼくだけ不幸なんだ」と他のお友達の兄弟を羨ましく思うおにいちゃんの気持ち、とてもよくわかります。
でも、自分がかかったおたふく風邪に妹がうつってしまって‥最初は「静かっていいことだ」なんて思っていたおにいちゃんですが‥‥妹の枕元でちょっと怒ったような顔で絵本を読んであげる場面がとてもいいです。
おにいちゃんや妹、周囲の人たちの表情から気持ちが伝わってくるような絵本でした。兄弟のいる子は「わかるわかる」と共感できること間違いなしです。