作者の川口 ゆう さんは、あとがきを読むと、長野県で農的せいかつをされていると書かれていますが、この絵本通りの暮らしなのでしょうね。
クマの家族とねこちゃんやうさぎさんなど、お父さんの仕事、お母さんの仕事が、クウタというこぐまの案内で描かれています。
野菜を作り、ハーブを育て、秋には保存食などを作って、薪を用意して
冬に備え、青空市では、手作りものを買うと言う、自然と一緒の
手づくり生活が描かれています。
絵本のページはどれもとてもかわいくて感動しました。
便利で楽な暮らしではなく、きっと、きびしいことがたくさんあるのでしょう。
でも丁寧で、自然と共に生きるのは素晴らしい事なのだろうと思います。