この本を読んでいると、息子の小さい頃がありありと浮かんできます。
毎日幼稚園に行くのが嫌で、泣いていたこと。
給食が嫌で、嫌いなものはほとんど食べず、ほんのちょっぴり食べただけで、先生が嬉しそうに報告して下さったこと。
だんだんと楽しく通えるようになり、お友達と遊べるようになり・・・
今でもよく泣く息子ですが、私自身も成長し、子供の泣く姿を違った目で見られるようになりましたが、小さい頃の涙は、こちらも悲しくなってきますね。
そんなお母さんの気持ちが、本から痛いほど伝わってきます。
泣き虫のお子さんでなくとも、お母さんがあれこれと心配する気持ちに共感出来るのではないでしょうか。