現代のホラー作家という感じのする乙一が書いた絵本、ということで、興味を持ち、図書館で借りてみました。
このタイトルから、ちょっとドキドキ。
きれいな絵と、各地で靴下を隠す場面の連続で、ドキドキはさらに強まります。
そして・・・。あれっ?
なんだかあっけなく終わってしまいました。
結局、どんなことをしたって、サンタは必ずやってくる、サンタは何でもお見通し、ということなのかな?
後で読んだ娘も、「結局どういうこと?」とちょっと不思議顔。
ドラマティックな展開を期待せずに、また、どういう意味なのかなんて考えずに、さらっと読んだ方が楽しい本かもしれません。
そういえば、図書館での分類は、「ヤングアダルト」なのです。
ちょっと大きくなった子どもたちのための、おしゃれな詩集のような絵本なのかもしれません。