副題として「ホロコーストの子ども達の母」とあり、ホロコーストの中から2500人もの子どもたちの救出に尽力した人だということを知りました。
イレーナ自身が、命の危険にさらされ拷問も受けながら活動を続けたその姿に心打たれるものがありました。
驚いたのは、この本を置いておいたら息子も読んでいたことです。『アンネ・フランク』→『国境を越えて』→『アインシュタイン』→『ハンナのかばん』と息子にとっては今とても関心があることのようで、私が関連の本を置いておくと一人で読んでいます。
本国でもその活動は長い間日の目をみなかったようですが、こうした形で本にもなり、私たちが読んで当時のことを知ることができるのはありがたいことだなあと思いました。