家族でドライブに行ったのに、突然きつねたちの時空へと送りこまれてしまったパパとママとユイ達3きょうだい。結界が張られていて戻れなくなってしまいます。きつねたちの祝いの宮では結構式が行われていて、おごそかな○○の儀や○○あらためなど絵巻物のように続きます。
鬼丸おじいちゃん、夜叉丸おじさん、スーちゃん、ホギおばさんと総出ですが、斎(いつき)おばあちゃん、初めて出てきました。
山の幸のごちそう、くるみの蜜煮や山菜おにぎり、美味しそうです。
きつねの悲しいお話にほろっとなりましたが、モエちゃんはかわいいし、パパの「選択肢のない時は、ハッピーエンドだけをイメージする」と言う言葉が心に残りました。一緒にきつねの宮を体験したような気分で読めて楽しかったです。