アメリカに住むエリオットと、インドに住むカイラシュは、小学校の授業がきっかけで、文通(手紙のやりとり)を始めることになりました。
好きな遊びや家族のこと、住んでいる町のことや使っている文字のことなど、いろんなことを手紙を通して伝え合います。同じ年の男の子同士、身近に感じながらも、お互いの違う世界のことに興味津々な様子は、読み聞かせていた子ども達にも新鮮で刺激的なようで、どちらかといえば珍しいインドの生活には驚きながら聞き入っていました。
また、絵が素晴らしいです。お話をより魅力的にひきたてています。子ども達に読み聞かせしているときは、次次と忙しいので(笑)、後から一人でゆっくり、絵画鑑賞の気分でまったりと読みなおしました!
一番のお気に入りは、二人が寝室で寝ている場面で、お互いが相手からもらった手紙(絵)が壁一面に飾られているところです。すごく素敵です!
わが子達もこういうやりとりができたら楽しいだろうなと思いました。