本の裏表紙に
《この本の原題は「関係」
“関係を結ぶというのは何?”
“それはお互いに助けながら元に生きていくというものだよ。”》と書いてあるのですが、
こんな風に言葉にしてしまうと、ちょっと堅苦しい気もします。
本文中の『イ・ヘリ』さんの絵は、正直表現方法が微妙に怖いです。
(こういう技法で怖い絵を描く人が多いせいだと思いますが)
「見返し」の部分に描かれている「どんぐりちゃん」のイラストはチョーかわいいです。
ナラガシワの落ち葉たちとどんぐりちゃんの会話は、結構難しいことを言っています。
ですから、この作品は小学校の高学年以上の子どもたちにお薦めします。