『はなさかじいさん』の絵本を検索して調べてみると、数多くあります。
その中でも、『日本』と『昔話』の両方に
よくマッチしているなと感じた絵は松成さんのものでした。
『はなさかじいさん』のお話で私が覚えているのは、
じいさまが灰を撒くとパッと花が咲かせることが出来るけれど、
なまけものじいさまには咲かせることができない・・・という最後のシーン。
シロが桃太郎のように川を流れてきたり、
じいさまがお墓に刺す木があったなんて全く覚えていません・・・
家事も忘れ、気付けば夢中で読んでいました。
「えっ、こんなシーンあったっけ?」と驚き、
「何てことをするんだ!」と、残酷なことをする老夫婦に憤りを感じました。
レビュー企画の『全ページ立ち読み』がきっかけで、
久々に読ませていただくことになった『はなさかじいさん』。
これはぜひとも絵本を手に取り、
我が子に囲まれながらもう1度読みたいなと思いました!
『昔話がもっともっとおもしろくなる解説』も気になりますね。
おまけの1話が載っていて、見逃せないシリーズです。