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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ひみつのおかしだ おとうとうさぎ!」 アダム&デヴさんの声

ひみつのおかしだ おとうとうさぎ! 作:ヨンナ・ビョルンシェーナ
訳:枇谷 玲子
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\1,760
発行日:2012年01月
ISBN:9784861012013
評価スコア 4.27
評価ランキング 21,307
みんなの声 総数 10
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  • パパったらぁ〜、もう〜

    「おとうとうさぎ」シリーズ三作目です。
    一作目の「おばけのめをみておとうとうさぎ!」がとっても楽しかったので、また借りて来ました。

    表紙絵は、シリーズ中、一番怖いかも。
    主人公は、おとぎの国にくらすうさぎの6人家族。
    うさぎのお家は、おとぎの森のとても素敵なところにあります。
    でも、ちょっと森の中に入ると恐いおばけが住んでいます。

    さて、おとうとうさぎは、お菓子が大好き!
    毎日食べたいけれども、お菓子を食べていいのは土曜日だけとパパに言われています。
    約束を破ると、こわーいトロル(北欧の妖精の一種。妖精といっても巨大な体つき・醜悪な容姿・低能・凶暴・怪力で、大怪我をしても再生可能)におとぎの森の奥へさらわれちゃうそうです。

    それなのに、パパったらぁ〜、もう〜、木曜日にお菓子を食べています。
    それを目撃したおとうとうさぎは、・・・・・・。

    困ったパパです。
    こういう行動に子どもが出るのも分かります。
    でも、おとうとうさぎは、トロルにさらわれて、・・・・・・。
    ここから、ちょっと怖いですね〜。

    トロルのお菓子工場で強制労働を強いられることになったおとうとうさぎは、・・・・・・。
    ここからのおとうとうさぎは、勇気と賢さを発揮して、カッコイイですねぇ〜。
    トロルの正体に、小さい読者さんも笑っちゃうでしょうね。

    ちなみに、トムテは、北欧の妖精・小さな体・赤い帽子・農家の優しい守護神・気難しい面もあり、だいじにされないとその家を捨て去ってしまう。さらに、いたずらなんかされると必ず仕返しをする執念深い所もある
    そうです。

    北欧のお話には、必ずと言ってよいほど出て来るトロル&トムテ。
    この作品では両方登場していて、とても楽しい作品になっています。

    見返し後ろのお菓子工場の地図も嬉しいおまけです。

    投稿日:2015/10/14

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