親子で、「たからものって、なんだろうね。」と、ワクワクして読みました。
パパもママもスナフキンも、みんなすてきなたからものをもっています。「でも、ぼくは・・・」と、ムーミンは考えると、何ももっていないのに気づき悲しくなります。
そこで、ムーミンは、たからものをさがしにでかけることにしました。ムーミンはまっさきに海にいきました。いろいろ、みつけますが、どれも、ムーミンのたからものになりそうにありません。森にもいってみました。そこでも、はなやはっぱをみつけますが、やはり、ちがうようです。そのうち、たからものさがしに夢中になって、まいごになった自分に気づきます。幸い、ムーミン谷のみんながさがしにきてくれて、無事に家に帰ることができました。
結局、自分のたからものはみつかりませんでした。
でも、ムーミンママには、わかっていました。ムーミンだけのたからものを。
大人の私が読めばよくわかります。すてきな宝物です。でも、5歳の娘にはまだ難しかったようです。
読み聞かせのあと、自分の宝物を探しに外へ(夜なのに)行くといった時はあせりましたが、自分のおもちゃの中からさがしていました。
ちなみに、娘がおとうさんに聞いたら、「娘とおかあさん」との答え。娘にはわかったかしら。もちろん、私もまちがいなく「娘」です。
講談社から、今年の8月にでた絵本です。