結局《涙どろぼう》って月の妖精だったのかなぁ。
すごくきれいな終わり方で、うちの下の子の好みだな〜と思いました。(まだ読んでないけど)
本の作者紹介のところを読んで、びっくりしました。
なんとこの絵本の作者は「イギリス国王が任命する詩人」で、
なんと341年間の英国史上で初めての女性の桂冠詩人に選ばれた人だそうです。
日本語の邦訳はこしばはじめという方がやってらして、この方の訳は多分初めて読むので、原本を日本語にした場合どんなふうに違っているのか、もう一つつかめませんでした。
もう少し何回か読みこんだら見えてくるかもしれません。
日本の子どもたちって、国語の授業以外で『詩』に触れることって、とても少ないと思いうんですよ〜。
なので、この作品へのとっかかりはやはり、ニコレッタ・セコリの絵にかかっている気がします。
優しい透明感のある《涙どろぼう》が、とても美しく描かれています。
1ページ1ページの絵もきれいです。特に最後のページは夢のある素敵な描写でした。