冬が終わって、春がやってくる頃。
母さんクマの勧めもあって探検に出かける、ちびくま君のお話。
帰りには ちょっと不安な気持ちにもなったりして
お母さんの腕の中に戻ったときには、思わず
「探検も楽しいけど、やっぱりお母さんと一緒が一番!」
この4月、末娘が入園したばかりの私たち親子にとっては
「幼稚園も楽しいけど、やっぱりママと一緒が一番!」
と置き換えて、この ちびくま君の気持ちを分かち合っています。
この共感できる気持ちを大切にして、
しばらくは この絵本を何度も繰り返して読んでみたいです。
末娘が もう少し 大きくなってから、
「入園して不安だった、あの頃の気持ちと似てるなあ…」なんて
しみじみと懐かしく思い返してくれたらと願いながら。
そうそう、この絵本、
クマの親子やちびアザラシ、人間の女の子の帽子のファーの部分の紙が
ポッコリ膨らんでいて、触るとフワフワ感が楽しめるのですっ♪
読み聞かせにもいいとは思うのですが、親子で、また家族で
このフワフワした手触りを楽しみながら読むのも、また楽しそうです。