傷ついた鷹の子どもを助けたテツじぃ。ばあさまと一緒に面倒を見て元気になった鷹の子どもは、仲間のもとに戻ることができるようにと、テツじぃが獲物の取り方を教えました。やがて、鷹の子どもは、仲間のもとに帰っていきましたが、テツじぃは体が弱り、家にいることが多くなりました。
命を助けてもらった恩返しをする鷹の様子に心が温かくなりました。またぬくもりを感じる色遣い、描き方も素晴らしいと思いました。色々な質感のある紙を使った貼り絵の手法、文字のページを囲ってある縁どりの色も、左面の絵の色に合わせてあり、細やかな配慮を感じることができました。