全校生徒12人の小さな学校。1年生と2年生は1人ずつ。そんな2人が町の給食センターへ見学に行きます。栄養素のこと、衛生管理のこと、そして給食ができるまでたくさんの人達が携わっているのだということを改めて知る2人。いろんなことを学んだあとの給食は、また違った気持ちで食べられるでしょうね。
食育の絵本としては完全に小学生向きです。内容はぎっしりで、ユーモアも交えているので、子どもも楽しく読めると思います。
が、「絵本」の部分と「セリフ」の部分が行ったり来たりするので、読み聞かせはしづらいという印象でした。
ちなみに…巻末に「きいろの食べものエネルギーくらべ」というグラフがあり、ご飯1ぜんは、食パン2枚よりもエネルギーが高いと分かり、『やっぱり朝は、パンよりもご飯食べると元気出るんだね!できるだけご飯にしようね』と息子と話しました。