ジョニーは、パパとママとねこのガルトンと暮らしていました。
ジョニーには、おじいさんとおばあさんが2人ずつのほか、4人のおじさん、おばさんがおり、クリスマスにはみんなでパーティ。
みんなからもらうプレゼントは、お料理道具、科学実験キット、小さいけれど本物のピアノ、色鉛筆に、機織り機、どれも本格的なものばかりでした。
でもね、ジョニーはそのプレゼントに文句をつけるのです。「もっとぼくがほしいものをくれるように言ってよ。」と。
ママは怒り、「これからジョニーにはクリスマスはありません。」と大目玉。
クリスマスなんていらないといきがっていたジョニーも、ねこのガルトンの「とこで、ジョニーはみんなにどんなものをあげたいの?」の言葉に、はっとするんですね。
プレゼントは、いつだってもらうものだと思っていたのだから。
そして、自分たちで手作りのプレゼントを用意し、パーティを企画し、みんなを呼ぶのです。
いつもいつももらうばかりではなく、プレゼントをあげる、人を楽しませる喜びを知ったジョニー。
こんなクリスマスのお話も楽しいですよ。