小さな子どもにとって、初めてのお留守番って、ホントにドキドキするものなんでしょうね。うちの子は否応無しの状況で、2歳の頃に初めてのお留守番をさせてしまったのですが、帰ったら、玄関で大泣きしていました。(反省…)
この絵本の主人公ランちゃんも、家に入るまでは、初めてのお留守番にウキウキしていますが、入ったとたん、誰もいないわが家が、全く別のお家のように感じて、家のなかにあるものすべてが怖くなってしまいます。
そんなランちゃんを励ますかのように現れたのは、しょっきだのおばさんやてんじょうさん、かみふくろせんせいなどでした。
かわかみたかこさんのイラストが幼い子供心の心細さと、不思議な世界との境界線の部分をとても素敵に演出してくださっています。
よく、よい絵本は裏表紙や中表紙までこっているといわれますが、この絵本も、細部まで楽しめるようになっています。