保育園の絵本遠足で行った図書館で借りました。「虫の本好き」の自閉症の子のためにクラスメイトが探してくれたのです。
1頁目、濃いめの色彩で
「まってるまってる
なにを まってる」
とタンポポの蕾がかいてあります。
次のページは観音開きで満開のタンポポ!
その迫力に目を奪われてしまいます。
でも、この本のおもしろさは、
花などの回りに描かれた沢山の虫たちの様子!
テントウムシがアブラムシに
「こっちへおいで」と言っていると
アブラムシは「いやだ〜!」と答えていたりして。
虫たちは擬人化して描いてあるのが残念ですが
だからこそこの「かけあい」も楽しいのかも知れません。
「沢山書き込まれているのを楽しむ」3才以上児さん
「自分でひらがなが読めるようになっている子」には
面白くてたまらない1冊だと思います。