題名から楽しくなってきます。
さながら長新太さんか、元永定正さんか、と思ったら、
優しい赤ちゃん絵本でした。
ねずみくんが植えた何かが、にょき、と伸びてきて、
それでねずみくんが戯れる、シンプルな展開です。
ねずみくんの表情が淡々としているだけに、くるくる、にょきにょき、ぐにゃぐにゃ、
等の擬態語だけで造形されます。
クリーム地に、オレンジ色が優しくも鮮やかな色彩です。
もちろん、感性のままのリズムで音読するのが一番!
大判のサイズなのもいいですね。
3歳以下くらいのおはなし会で読んでみましょう。