大人も楽しめる絵本として、絵本ナビでも何度か目にしていた作品。
でも、ついこの前まで表紙の女の人の姿に全く気付いていませんでした。
その姿を確認したときの驚きで、期待が膨らみ、手にしてみました。
こういう不思議な絵って、大好きなのです。
全く世界の異なるものが、同じ絵の中にさりげない変化で同居しています。
小さい頃に安野光雅さんの「ふしぎなえ」という絵本が好きでよく見ていました。
不思議さはちょっと違うけれど、そのときと同じようにこの作品の絵に惹かれました。
後から付けられたセーラ・L.トムソンの詩も、趣があってとてもよいですが、絵だけ見ても楽しい作品です。