北に住むおじいちゃんとおばあちゃんから、宅配便でリンゴが届くまで。
おじいちゃんとおばあちゃんが働いて作ったリンゴ。
その箱を運ぶ、宅配便の人。
配送センターの人。
運転手さん。
働く人と、働く車のおかげで、遠くから美味しいリンゴが届きます。
夕方、リンゴを預かって。
車を乗り換え、配送センターを通って。
大きなトラックが夜明けまで走って。
次の日、昼間にマンションに届き。
夜にはみんなで美味しく食べる。
息子は小さい時から、宅配便の受取り係り。
いつもハンコを持って嬉しそうにドアを開けます。
そんな子ども達が、
大好きな働く車にワクワクしながら、
夜も働く人に「ありがとう」と思える絵本です。
荷物を送ってくれる人の優しい気持ちにも「ありがとう」と言いたくなります。