表紙の佐野さんの笑顔と
背景に咲く綺麗なピンク色の桜に心を奪われ
この本を手に取りました。
京都弁のやんわりとした口調がとても魅力的です。
桜という木は、「守り」をしないといけない木で、
その「守り」について、丁寧に描かれています。
「守るといっても保護するわけやない。
ちょっと手をそえてやるぐらいでええんですわ・・・」
桜を通して、人と自然との関係を伝えてくれるこのことばは、
人と人との関係にもつながると感じました。
親と子であったり、教師と生徒であったり。
小学校高学年から中学生を対象に、
「生きる」「仕事」「自然」「桜」「京都」などをテーマにしたときに
紹介したと思っています。