絵本の中にでてくる狼は、たいてい悪役ですよね。
でも、ともだちシリーズにでてくるオオカミさんは、
人間臭くて不器用で、愛すべき狼です。
このシリーズに出会ったのは、「ともだちや」が最初。
そしてたまたま「テレビ絵本」という番組でこのシリーズの朗読を聞き、
それ以来、選んで手に取るようになりました。
この絵本の中で、オオカミさんがコダヌキくんと友達になりたくて、
鏡の前で一所懸命笑顔の練習をしているシーンが、
息子は大好き!
一緒に「にーっ!」とやっています。
つよいものほどやさしい
らんぼうものはなきむしだ
ふふふ。
こんなオオカミがいたら、ぜひお友達になりたいですね。
裏表紙の山盛りのホットケーキも、
オオカミさんの不器用さがとてもよく伝わって来て、
くすりと笑えます。