おかあさん大好きって気持ちがいっぱいあふれている絵本です。
ちょうど、息子も病気でぐったりしているときに読んだので、余計に胸がきゅーんとなりました。
風邪薬を買いにいったはずのおかあさんがかえってこないので、
とっても不安になって、あれこれ心配する女の子。
病気の時ってなんだか寂しくて人恋しいんだよね。
おかあさんおしゃべりだから、長話してるうちに雪に気づかなくて雪だるまになっちゃうかも。
おっちょっこちょいだから、ころんで風にとばされて、北極いっちゃってるかも!
なんてぬいぐるみのお友達とお話してる女の子。
そのかけあいがとっても面白い。
お母さんのことよく知ってるんだね。
冗談みたいだけれど、本気で心配してる。
お母さんのことほんとにほんとに大好きなんだね。
「おかあさん おかあさん おかあさん・・・」
ずーっとおかあさんをよびかける声がとても切なくて、
とてもあたたかくて、涙が出てきそうになりました。
お母さんが帰ってきたときの安心した気持ち。
私も覚えがあるな〜。
おかあさんってそこにいるだけで、安心できるんだな〜。
たとえ、ドアを閉める音がうるさくても、TVつけっぱなしで出かけても、ハンバーグが生焼けでもね!
おかあさんってやっぱりすごい存在なんだね。
おかあさんっていう精一杯のよびかけに私はちゃんとこたえてあげられるだろうか。
いるだけで安心できる存在だろうか。
改めて、背筋をしゃん!と伸ばして母親業しなくちゃと思いました。