オオカミくんは、ひとりぼっちのピアニスト。
あるひとおいところからてがみがとどきました。
『オオカミくん、ぜひピアノをきかせてください』
オオカミくんは、ピアノと一緒に何日も何日も歩いて、やっと海辺にたどりつきました。
そこで、カモメたちにピアノをきかせてあげました。
次は、何日もいくつもの山を越えて、りすくんのいる森へ…
オオカミくんのピアノを弾く姿、ぼんやりと考えている姿、夢を見ているような姿に、心が浄化されるような気持ちになりました。
オオカミくんが、静かに、何かを伝えてくれる、オオカミくんの気持ちを思うとなんだか、とても切なくなりました。
最後に訪れた場所って…