小さなお話が三つ入った児童読み物です。
一晩にひとつづつ読みました。
絵もカラーでたくさんあるので読みやすいです。
舞台は学校。
きつねのフォックスの考えているところ、理想に燃えるところ・・でも全然なってなくて、まいど残念な結果に終わるところ・・・まるで小学生の男の子そのままで笑っちゃいます。
等身大。
息子も何か通じるところがあるのでしょう。ゲラゲラ笑ってます。
カエルやぶたさん、他のキャラクターたちも個性があって
にくめない。
こういう中でいろんなぶつかりあいや失敗を通して成長していく場所が
学校なのかな。
さいごのお話の、いちばん悪かった子が校長室に呼ばれている・・というラストだけ、におわせて省略するような表現になっているので
オトナは分かってウフフ・・となったのですが、小2の息子には
意味がいまひとつ分からなかったようで「どういうこと?」と
云ってました。
小学生の低学年にぴったりな内容だと思いました。