愛らしいタッチの絵だけでなく、お話の内容も環境先進国である北欧ならではの、隅から隅まで北欧を満喫できる絵本です。
丸太の男の子キュッパが、森に散歩にでかけて集めたもの、その一覧が表紙からぎっしり描かれています。木の実や葉っぱなど森からの贈り物もあれば、リモコンやらゴム手袋など、あんまり落ちていて欲しくない、はっきりいってゴミのようなものまで、こうやってずらっと並べると、すごい!圧巻です。
それら一つ一つを百科事典で調べて、ラべリングして、仕分けして、展示する細かな作業が、子ども達の知的好奇心を刺激するようで、わが子達はずっと食い入るように見入っていました。
8歳の息子は、後でもう一度自分でじっくり読みなおしているほど、気に入ったようです(笑)。
片づけ&整理整頓ブームの私も、思わずフムフムとうなってしまう場面も。こんなにスッキリ片づけられて、廃材でオシャレなオブジェまで作れるなんて!
親子で北欧デザインや環境意識までをじっくり満喫できる、オシャレな絵本です!