絶滅してしまった動物たちのことが、本当にわかりやすくパンダさんを通して描かれています。
たいていが人間の勝手によって絶滅してしまうんですが、そんな人間の残酷なところばかりでは、こどもも暗い気持ちになっていきますが、、絵本の中でパンダさんの保護区は、人間の手によってパンダを絶滅から守るために作られていると知ると、少し嬉しそうでした。
ちょうど、この本を読む少し前に「ニホンオオカミが生きている?」とニホンオオカミに関する調査のことがニュースでやっていて、
もし本当にニホンオオカミが絶滅せずに残っているとしたら?
捕まえて保護するの?
見つかったところを保護区みたいにして守っていくの?
など自分なりの保護の仕方を考えていました。
意外と鋭い意見もありましたが、どう考えてもムリだよ!というものまで、いろいろと話が広がります。
今は、まだ何度も読み返していますが、少し飽きてきて数年たったころ、またこの本を読ませて、どういう感想が出てくるのか聞いてみたいです。