言葉遊び歌の世界です。
めっきらもっきらどおんどん や おっきょちゃんとかっぱ、きょだいなきょだいな、などの、長谷川さんと、降矢さんのコンビともなると、期待も高まります。
ただ、この絵本は、言葉遊び歌なので、いわゆる「お話」ではありません。
ちょっと物足りない気がするかもなあ…と思ったのですが、
これが結構受けました。
リズム感があり、読んでいても言葉がするする、ころころと口から転がり出ます。
絵は、というと、「かわいくてかわいくてならない」とか「美しさに心奪われる」という絵ではないのですが(失礼!)、これがまた、この絵本にあっています。
降矢さんらしい職人技が光っていますね。
そういえば、私も昔谷川俊太郎さんの言葉遊びの本を夢中になって呼んだ記憶があります。
息子もとても楽しんだようで、
表紙には、題名だけで、「詩」が書いてない、とちょっと残念そうでした。