寒い時期、お風呂のお話で温まろうかな?なんて思ったら、
「しょうぶ湯」5月のお話しでした。
でも、なんだか心の芯がほんわかとするような作品でした。
けいちゃん家族の仕事の様子や銭湯に来る人々の日常が描かれています。
銭湯に関わっている人はお父さん、お母さんだけではありません。
ペンキ屋さん、牛乳屋さん、廃材屋さんなど出入りの業者さん。
そしておしゃべりも楽しみにくる様々なお客さん。
人と人との触れ合いが温かく感じられます。
夜遅くまで働いているけいちゃんのお父さん、お母さんを見て
銭湯を知らない息子は「大変だね〜」と言っていました。
今は従業員がたくさんいるスーパー銭湯や温泉施設が主流の時代。
こんな銭湯を探すのも難しいのかな?
人間関係が希薄になっている今の社会。ぜひ残していきたい文化だと思いました。