「こどものとも年少版」2012年5月号です。
村田さんの版画絵でした。
ハッキリとした骨太の絵は見やすくて大好きです。
主人公の『ぼく』が靴下を片方失くして家の中やお庭を探し回るお話なので、読み手(聞き手)も一緒になって靴下捜索を楽しめます。
読み聞かせ等に使って、参加型にしてゲーム感覚で一緒に探すのも楽しいですね。
五味太郎さんの「きんぎょがにげた」と似ていますが、あちらよりも「靴下」の隠され方が巧妙なので、
「きんぎょが…」よりやや年齢層は上のお子さんたちのの方がよいと思います。4、5歳以上小学校中学年くらいまで楽しめそうです。