前半、サンタがいるかいないか議論になるシーンを読んでいて「しまった」と一瞬思いました。
「サンタなんかいないし、あれはお父さんだ」というセリフがあるところで、子供たちが「…え、そうなん?…」と動揺している空気をちらりと感じました。
低学年だと多くの子供が信じているだろうし、水をさしただろうか…と思いましたが。
後半部分、サンタがみんなの気持ち次第で小さくなったり大きくなったりしているシーンで「やっぱりいるに決まってんじゃん!」と子供たちが反応していました。
しょんぼりしているサンタ、どんどん大きくなっていくサンタ、そしてなぜか帽子を取った状態でいるサンタに、子供たちの笑いのツボがあるようでした。
これまで読んでいたものより長いお話でしたが、低学年でも集中して聞けていました。