児童書ではありませんが、林家一門のおかみさん、海老名香葉子さんがご主人を亡くされてから、4人の子育て、弟子の世話など奮闘する様子を、エッセイとしてまとめたものです
ご主人とのやり取りや、忙しい日々に子どもとの約束を果たそうとする姿など、子育てに参考になるような内容がたくさんちりばめられていました
子供を信じて見守っていく根気の良さ、どんなことがあっても前向きに進んでいくおかみさんの姿が時には胸が熱くなり涙がほほを伝わります
それを「みなさんのおかげ」と肩ひじ張ることなくさらっと言える人柄に惹かれます
さすがに噺家のおかみさんという、文章の引き込まれる流れも感じます
子育ての合間にどうぞ読んでみてください