実際にあったお話で、実験施設でつらい実験に耐える犬のシロはさやかさんに出会い、優しくされて、初めて、「わん」と鳴くことができました
やがて元気を取り戻しますが、事故であっけなく、シロは死んでしまいます
ペットとして身近な犬も、中には飼い主にすてられ、悲しい運命の道を歩むものも沢山います
捨てる者もいれば、優しく拾ってくれる人間もいます
結局は身勝手な人間によって、尊い命は粗末にされてしまいます
この本はシロが星になったと表現します
絵と文章で、小さい子供にも「亡くなる」ことが少し感じられたでしょうか・・・
葉祥明さんの詩情たっぷりの絵がすばらしいです
また文章も、英語が書かれてます