8歳の息子、3歳の娘と読みました。
なんだか昔話っぽいぞ、と思って借りて来たのですが、
昔話によくある「めでたし、めでたし」で終わらなかったびっくりな一冊!
ごさくというなんか外見も中身もよくなさそうなじーさんが主人公で、
しかもだいふくがエラそうにしゃべるという、
とっても意表をついたお話です。
文章中に使われている土佐弁も、
なんか薄汚い感じの絵も、
汚いごさくと、だいふくもちとマッチしていて、
かなりインパクトが強い!
本当にこんなにあずきを食べるもちがいたら
ちょっと気持ち悪いわ。
でもごさくにはもうちょっと、
大事にだいふくもちを飼って?欲しかったなぁ。
あずきを詰まらせて食べきれなくなってしまっただいふくもちの事が、
個人的には気の毒に思いました。