奇想天外なこの絵本
作者のタミ・ヒロコさんは
実はタミさんヒロコさんお二人なのですヨ。
父さんと2人で買い物にでかけたら、
道が大きく割れていたり、
迷路になっていたり、
ふわふわの山が現れたりします。
実はこの山 大きな大きな犬。
足下にいる普通サイズの子犬の脚にトゲがささっていたのです。
そのとげを抜いて上げると、喜んで立ち上がり
そこにはいつものケーキ屋さんがあり
無事お買い物ができたのでした。
この絵本の楽しみは
登場人物の後ろに描かれている人たちの事を
見ていくことににもあります。
大きな犬が移動するに従って
近くのビルの窓や屋上から覗いている
野次馬が移動するのも可笑しいし、
カバーの見返しにいる ブルース・リーの
ジャージを着た若者?が
途中の道ばたで公衆電話かけてたりします。
1歳半頃からうちの子は毎日のように
この絵本を「さかさまにして」見ていました。
毎日毎日飽くことなく見ていましたし、
私も何十回も読んでやりました。
面白い絵本に年齢制限はないんだなあ〜と
息子に教えられた次第です。