可愛らしい絵と色合いに惹かれて手にとってみましたが、開いてみると期待以上にお気に入りの一冊となりました☆
モーディという名前の小さな女の子と、モーディと暮らすくまさんの、5つの小さな物語から成ります。(くまには名前がなく、モーディに“くまさん”と呼ばれています。)
モーディは、おしゃまで甘えん坊で、ちょっぴりわがまま。
でも、やることなすことかわいくてほほえましく思えるのは、きっといつでも傍に、優しくてモーディのすべてを受け入れてくれるくまさんの存在があるから。
くまさんはモーディのお母さんのようであったり、お父さんのようであったり、時には友だちや兄弟のようであったり…
2人のほのぼのするやり取りに、心が温まり、自然と笑顔になれます。
そして、2人の関係がちょっぴりうらやましくも思えます。
ダンスをするモーディの姿がおもしろくて、こらえきれずに笑い出すくまさんの姿が一番のお気に入りです。(もちろんモーディは怒ります。そして、一緒にダンスして仲直り♪)
モーディが童話“3びきのくま”に迷い込むお話もおもしろい♪