5歳と8歳の娘と読みました。『はやくおおきくなりたいな』という題名に娘たちが興味を持ったからです。(娘たちもそう思っているのかな?)
表紙の絵からちょっぴり想像できますが、主人公は幼虫のようちゃん。クワガタムシか、はたまたカブトムシか、カッコイイ虫になることを夢見て、友だちのけんちゃんとともに暮らします。強くならなくちゃと腹筋するようちゃんや、けんちゃんの豪快な寝姿には親子で大爆笑でした。
いよいよ夏になって、ようちゃんの真の姿があらわに。予想通り(?)残念な結果ですが、そこからのようちゃんのがんばりがとっても素敵。娘たちは、最後にけんちゃんとサイダーで乾杯するシーンがお気に入りです。
とっても豪快で、とってもユニークな挿絵なので、虫嫌いの女の子でも、本嫌いな男の子でも、楽しく読めちゃう絵本だと思います。