松岡さんのアトリエは新潟県長岡市にあるそうです。
この絵本はそんな松岡さんが暮らす土地の春の訪れが描かれているの
ですが、私達が暮らす土地はお隣の長野県なので(たぶんわりと似て
いると思うのです)、すごくよくわかりました。
こんな風に雪がとけると、いっぺんに花が咲いて春が一気にやって
くるのですよねえ。ただ、里山に住んでいるわけではないので
こんな景色を見ようと思ったならば、お山に行かなければなりませんが。
緻密に描かれたこの絵本を持ってお山に行けば、植物や虫達を観る助けに
なりそうです。植物など、全く詳しくないので、かがくのともを携えて
行きたいな。子どもの絵本なのでしょうが、大人にも役立っていいなあ
って思います。
付録にも書かれていましたが(この絵本は「月刊かがくのとも」です)
里山の植物がどんどん減ってきているそうです。
考えてみれば、そうですよね。里山自体も宅地開発なので減ってきて
もいるでしょうから・・。ちょっと寂しい・・。