絵本の体型をとっているので、もう少し簡単に描かれている『氷』の世界かと思いましたが、ページを開いてみてびっくり!
この作品は氷にものすごく興味があるとか、科学的な話が好き、細かいことまで知りたいというお子さんには向いていると思いますが、
実験とか細かいことが苦手というお子さんにはあまりお勧めできないかもしれません。
出来たら、文章はもう少し読みやすい活字で描いてほしかったです。
ただ、色々な実験や氷についての解説自体はとても面白いので、読んで損はありません。
斉藤俊行さんの挿絵がとてもきれいで、氷の透明感が素敵でした。