絵本の世界では古典的傑作である『三びきのやぎのがらがらどん』と同じ話です。
「がらがらどん」は、北欧民話と書いてあり、この本には、ノルウェーのむかしばなしと書いてあるので、多分出典は一緒なのだと思います。
本のサイズも大きくて遠目がきくし、やぎやトロルも迫力があるので、読み聞かせに良いかもしれません。ただ、あまりにも「がらがらどん」が有名で絵も話もインパクトが強いので、後発のこの本は、もう少し違った何かがあると、面白さが増したと思うのですが。
「がらがらどん」にはないこの本ならではのものが打ち出せていたら、もっと楽しく読むことが出来たと思うと、ちょっと残念でした。