え、まだ?まだ引く?ここは現実?仮想?の連続です。
ズームアウトするたびに、この世界は本物なのか?絵画なのか?写真?デザイン?おもちゃ?と前のページと見比べながら眺めたり、最初からまた見返したり、後ろから逆に読み返したり。
色々な眺め方をしてみました。
何度見ても、俯瞰している側と思っているちっぽけな自分は、いったい誰の眼下に見下ろされているのだろうなーと思うと、不思議と愉快な気分になってきてしまいます。
「世界は入れ子 どこまでも続く合わせ鏡(中略)
自分自身さえも点景となる」という谷川俊太郎さんの文章にグッときました。
すごく哲学的な絵本!