どんなにきみがすきだかあててごらん」 きよごおさんの声

どんなにきみがすきだかあててごらん 作:サム・マクブラットニィ
絵:アニタ・ジェラーム
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1995年10月
ISBN:9784566003415
評価スコア 4.77
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  • 読み進むうちにどんどん幸せな気分に

     ちびウサギとでかウサギが、お互いをとてもとても好きなことが伝わってくるお話。
     ちびウサギが、でかウサギをとても好きなことを全身を使って表現すると、でかウサギも、ちびウサギが好きなことを表現する。体が小さいちびウサギは、とびあがったり、さかだちしたり、はねまわったりしながら、一生懸命「自分の方がもっと好きだ」ということをアピールするけれど、でかウサギのスケールにはかなわない。そして・・・。『ぼく、おつきさまにとどくぐらいきみがすき』とちびウサギ。そう言って寝てしまったちびウサギを抱っこして、『それは、とてもとても、とおくだ』とでかウサギ。
     ついに、ちびウサギがでかウサギに勝った!?と思ったけれど、ちびウサギをねかしつけて、そばに横になったでかウサギの最後の一言。『ぼくは、きみのこと、おつきさままでいって−かえってくるぐらい、すきだよ』だって。
     お互いが「きみがすき!」とストレートに表現していて、読み進んでいくうちにどんどん幸せな気分になってきます。絵もとても雰囲気があって、話にぴったり。読みながら、自分の子どもがこんなに両手を伸ばして「すき!」っていってくれたら、泣けるぐらい幸せだろうな・・・なんて考えたり。2歳になったばかりの息子には、内容はあんまりわかってないのかなと思いながら、それでも何度も読み聞かせをしています(笑)。いつか言ってくれないかなあ。

    投稿日:2008/10/24

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