ちいさいうさぎとおおきいうさぎがおたがいにどんなにすきかをいいあいます。
うでをのばしたり、とびはねたり、さかだちしたり・・・
でも、デカウサギはからだが大きいから、うでをのばしただけでもあっとうされるほどの「すきだよ」の表現・・・
チビウサギはもうねむくなって、かんがえてもおもいつかないくらい・・・・
わが子もよく「一番好きな人、だれ?」って 聞いてました。わが子の名前をいうと「そういうと思ってた!」って、満足そうでした。
保育士時代出会った子どもの中に「せんせい、おれのどこがすき?」って聞く子がいました。「ごはんをいっぱいたべるところ」「あさ、うんちをしてくるところ」・・・・「それから?」「それから?」と・・・とまりません。最後には「おへそ」とか「あしのうら」まで、答えました。そうして、安心してひざの上で寝てしまいました。
この絵本に出会って、その子のことを思い出しました。
「どこまでもすき」と言ってもらえる関係が、ずっとずっとあるといいなって思います。