岐阜県美術館で「ぐりとぐらとなかまたち」原画展を見て、松居直の講演会を聞き「おおきなかぶ」に興味を持ちました。
「かぶ」で検索したら、この本が出てきました。紹介と感想を読んで、「こどものとも」の603作品が掲示されていると知り、読みたくなり借りました。
金太郎飴ではありませんが、どこを開いても興味深い内容ばかり。子どもと絵本を読むようなってから、いいなと思う本は断然福音館書店が多いことに気付きました。
松居直講演会では、子どもの目から見た子どもの絵本を作りたかったというお話が出ていましたが、その情熱がなければ、今も子どもに愛され続ける名作の数々はなかっただろうと思います。
そのことは、この本を読んでも伝わってきます。私は絵本を読んでいても、作者のことや作品の背景になったものを知りたい方なので、夢中になって読みました。
ちょっとかさばりますが、この本はぜひ購入して家に置いておきたいと思います。この内容で2500円(税別)はお得だと思います。