作者のシド・ホフは1912年生まれで、50冊以上の児童書の著書があります。
今回の作品は、1964年の作品で、本国アメリカで読み続けられている絵本とのこと。
長〜い胴体のダックスフントのお話なのですが、それぞれのエピソードがとても愉快。
小さいお子さんでも、十分わかるお話です。
何よりも魅力的だったのは、この絵のタッチです。
何所か、にしかわ おさむさんのあの優しいタッチに似ていて、特にダックスフントの寂しげな表情なんて、特筆ものです。
40年以上も前のお話なのですが、決して古いことなく、最後には読む人の心をうつこと受けあいの絵本です。